2014-01-01から1年間の記事一覧

読書「騒乱、混乱、波乱!ありえない中国」

騒乱、混乱、波乱! ありえない中国 (集英社新書)作者: 小林史憲出版社/メーカー: 集英社発売日: 2014/11/14メディア: 新書この商品を含むブログ (1件) を見るなんかへんな書名だな、とおもいつつも電車移動用に買いました。そしたら思いのほか面白かったので…

読書『日韓歴史認識問題とは何か」

日韓歴史認識問題とは何か (叢書・知を究める)作者: 木村幹出版社/メーカー: ミネルヴァ書房発売日: 2014/10/20メディア: 単行本この商品を含むブログ (7件) を見るこれは、かなり面白かった。久しぶりに、本をちゃんと読まなきゃな、と引き戻していただいた…

読書:『ナショナリズムの現在』

ナショナリズムの現在――〈ネトウヨ〉化する日本と東アジアの未来 (朝日新書)作者: 宇野常寛,萱野稔人,小林よしのり,朴順梨,與那覇潤出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2014/12/12メディア: 新書この商品を含むブログ (12件) を見る今月は何冊か本を読め…

ワンちゃん

いまどき“ワンちゃん”といって出てくるのは、“ワンチャンあるで”しかないということに絶望を覚える年の瀬です。さっきテレビで国民栄誉賞が1977年創立で第一回は王貞治さんだという話をしてまして、それあげたのが福田赳夫氏であったわけなんですが。 あれ、…

時代劇の変化

さっきテレビつけたら、綺麗なお姉さんが「寧王が〜」とかいってて、「なに!豹房のあんなことやこんなことが!ムハー!」などとなっていたんですが、全然そんな話じゃありませんでした。 「傾城の雪」 、哀しい愛と過酷な運命に翻弄されるヒロイン・嘉沅の姿を…

ホドコシなんかイランがな

ちょっと時間がたってしまった感があるのですが、台湾の総選挙について。台中の国民党敗北は、金をばらまいた集票が若い有権者に効かなくなってきたといこと。台湾政治の体質変化も感じた。— 福島香織 (@kaori0516kaori) 2014, 12月 1日本に亡命したのち、帰…

自分がやってるとこが華

またも池内恵先生のざっくり差してくる言葉を発見。 http://chutoislam.blog.fc2.com/blog-entry-238.html そもそも「植民地主義原因論」ばかりが出てくる理由が、日本の大学のシステムの中で中東研究は、法学部や経済学部など現代の問題を扱う学部ではほと…

だって自分がやっているから

米政府高官 香港を「世界中が注視」 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141204/k10013705531000.html香港での抗議活動について、中国外務省は「外部勢力が干渉している」などと主張し、一部の中国メディアはアメリカ政府が資金面などで抗議活動を水面下で支…

読書:安田峰俊『知中論』

読みました。知中論 理不尽な国の7つの論理 (星海社新書)作者: 安田峰俊出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/09/26メディア: 新書この商品を含むブログ (4件) を見る特に中国あるいはあえていえば“支那”についてなにも知らない人に薦められる本だと思います…

うむー・・・

台湾の地下鉄の新キャラが「アラ、いいですねぇ」の一言!! 高雄KMRTの『進め!高捷(たかめ)少女!』がむっちり可愛いふーん…。ここまで来るとちょっとな…。 あと、なにが“むっちり”やねん、と…。こういうのを喜ぶ日本人の感覚が、またヤな感じであるな。

ひねくれたら戻らない

ていうかその、あの、某S御大の筆が滑りに滑ったアレだけで「元代専門の史家の人って阪神びいきのメンチコピペみたいなの多くないか。大したことのない人を異様に持ち上げて書いている印象。」なんていわないで……それこそ筆滑りまくった概説書だけで研究動向…

植民地と宗主国の前提

そういえば、下のエントリ書いてて、疑問に思ったんですが、一人当たりの経済力が劣位(ただしデカい)が、一人当たりの経済力が優位(ただし小さい)をスマートに植民地統治みたいにした事例ってあるんですかね?曲がりなりにも満州国・朝鮮半島・台湾より…

好きになってもらいたい

最近、めっきり深みが増した金鰤の中国関連ニュースなんですが。もっと面白ニュースばっかだった気がするんですけど。どしたん(ほめてます)。台湾統一地方選挙から考える、中国の「アメとムチ」はなぜ効かなくなったのか?(Kinbricksnow) 「中国帝国主義…

答え出た

私のような素人には、クロ現はある種の答え合わせなんですよね〜http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3580_1.htmlまあ、「パンダと同じレベルの保護」という文句が出てきたところで、「ははあ、政治利用することができる、とバッチリ認識しとるわけ…

痛恨

うぎゃー、アルゼンチン共和国杯、フェイムゲームが勝っとる! 見落としとった―…。しょぼん…。(二番人気だったみたいなので、そんなに痛くはないようですが)自分の血圧とか気にしてる場合じゃなかったがな…。

疑問

これ、純然たる疑問なんですけど、日中首脳会談を来週やる予定、って速報出さなきゃいけないようなニュースなんですかね?実際の会談だって、「やりました、お互い今はすぐに喧嘩を始めるつもりはござんせん(さきは知らん」という意味になるだけだろうし…。…

本命きたる

http://synodos.jp/international/11343ついに日本の香港政治研究のトップランナーの解説が来ました(10月9日のクロ現もみたけど、まだどうなるかわからんかった頃ですしねえ。)。ふふふ、だいたい自分が考えていたこととおんなじやったし、ちゃんと“犬”発…

あそびごころ

えーと、長い年月を経て借金を完済し、いつのまにかフクフクしくなって、背後霊からクラスチェンジしていた、青春のアイドル(?)さだまさしさんなんですが、新しいCDをだすんだそうで。第二楽章アーティスト: さだまさし出版社/メーカー: ユーキャン発売日…

タダ働き

ちょっと最近気になってるんですけど、低賃金労働者のことを“奴隷”ってよぶの、何でしょうね。別もんじゃないすか。奴隷って、所有されてるわけで、主人に生殺与奪の権を握られているんですよね。でも、それとその境遇が悲惨であるかは関係ないわけですよね…

世代差@香港

やっと気が付いたんだけど、いまのでもやってる若者がオッサンなるころには、一国二制度は正式におわってるんですね。そりゃ、そのころまでに死んでるのよりは真剣なはずだよ。まあ、そのころ大陸がどうなってるかはよくわかんないんですが。割とポジティブに考…

あたらしいおもちゃ

ノーベル物理学賞を受賞された、名古屋大学の某先生ですが、どんどんメディアに取材されているのを見て、えらいもんや、ほんとにおつかれさまです…、と拝見しています。というか、メディアの連中、ろくでもねえな。おもちゃじゃないか、これじゃ。昔、田中某…

ノーベル文学賞とるとる詐欺

村上春樹、あんまり好きじゃない、というか、こころ抉られないなあ、と思っているたぬきです、こんにちは。単に非モテだからだろう、と言われたらそれまでですがね。まあ、「村上春樹が〜」とか言われたら、「今すぐ爆発しろ…(怨」と思うわけですから、非モ…

台湾に、中国から来た、留学生

以下のような小ネタがあって、心があたたまりました。同じことを10年ほど前に北京で言われた経験があります。 「台湾の留学生ってなんですか!同じ国では留学生って言いません!」(割とマジで声優ボイスで言われました。感想はあまりにもオッサンすぎるものにな…

sohsohそのたうり

イギリス人が香港を植民地支配していた時代に、香港人は選挙権が無かった。欧米の誰も香港人の選挙権や民主主義を主張しなかった。— 宋 文洲 (@sohbunshu) 2014, 10月 6めんどくさいので結論だけ。 ようするに英夷以上に共匪は嫌われてるってことですね、わ…

秘密結社キター!

“警察は4日朝、民主化を求めるデモ参加者に負傷者が出た、中国政府支持者らを含む集団による襲撃をめぐり、「三合会」の構成員と疑われる8人を含む19人を拘束” / “香港警察、民主化デモ隊への襲撃をめぐり犯罪組織員ら19人拘束 写真1…” http://t.co/rkb0KzNs…

雨傘雑感

たぬきです。明日の朝は大風で関東は大変になる予定らしいですね。雨傘の出番もないレベルかしら。さて、なんか一昨日のエントリが大人気でめんくらってます。有名人のブ熊とかついててたぬき寝入り(びっくりして仮死状態)するレベル。「突撃お前が晩御飯…

ダメお嬢さま

http://udn.com/NEWS/MAINLAND/MAIN4/8973182.shtmlやめろやめろと言われている梁振英香港行政長官でありますが、娘さんがアホであるという、ネタがまたも投下されています。(以前のは日本語ウィキにも載ってるんすね。追記:わあ、あんまりいじったらアカン…

のびー

池田信夫はもういいから、アレとつるんでるエラい先生方、ほんまちゃんと考えてや。— ぼん (@Bong_Lee) 2014, 10月 1あれ、池田信夫先生というのは、ウェブ上のネタ元であって、現実世界でちゃんとしたお付き合いが存在する人ではないのだと、ずーっと思って…

香港雨傘運動

いやもちろん、中共の圧迫には、頑張って対抗してもらいたいとはおもうのです。申し訳ないけれども、香港は、旧西側諸国というか、旧アメリカ影響圏の橋頭保になってしまっているので、あそこが落ちると、いろいろ大変そうだ、と確かに思うのです。それでも…

ワンワン王国、分裂せず

思ったよりも差がついて、スコットランドは独立にノーとなったわけでありますが。その後、謎のツイートを見かけて困惑しています。キャメロン「我らが親愛なるテリアは飼い主の元へと戻って来るだろう」 http://t.co/MbjuA75Bdy これをナチュラルに言えるあ…