読書:『ナショナリズムの現在』
今月は何冊か本を読めました。そのなかから、なんだろうなあ、とちょっと遠い目をした本をご紹介。
今回初めて宇野常寛さんの作った本というのを読んだわけなんですが、まあ、ほかのディスカッサントも含めて、若いうちから世の中出ちゃうといいことあんまりねえんだな、としみじみと感じてしまいました。
いっかい外に出始めて、仕事が来てそこそこ受けてたらのんびり考える暇なくなりますもんねえ。
もちろん、“「ネトウヨ」的ないやしさを何とかしないといけない”という危機感みたいなのはよくわかります。ただねえ、本書でも言及がないわけではなかったわけですが、ナショナリズムはお互い様なので、自国のことだけうじゃうじゃいっててもあんまりなあ、というのが正直なところでした。
というのは、この前に読んでたのが木村幹先生のご著作だったもので…。なんかすごい違いを感じたんですよね…。