2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

日本学術振興会『人文学・社会科学の国際化について』2011.10

日本学術振興会『人文学・社会科学の国際化について』2011.10ってのがツイッターで流れてました。 全体的な基調は、“事務煩瑣につき時間が足らん”です。あれだな、大学の先生も複数秘書を雇うお金が必要ですな。(こういう時には学生は使いづらそう。でも院…

読書:岡本隆司『李鴻章』

李鴻章――東アジアの近代 (岩波新書)作者: 岡本隆司出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2011/11/19メディア: 新書購入: 1人 クリック: 23回この商品を含むブログ (20件) を見る名著。やられた。 内容は実際に読むべきなので、紹介しません。個人的な(どうでも…

読書:與那覇潤『中国化する日本』

これまたネットで話題の本書。中国化する日本 日中「文明の衝突」一千年史作者: 與那覇潤出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2011/11/19メディア: 単行本購入: 12人 クリック: 193回この商品を含むブログ (113件) を見る著者の與那覇潤さんは1979年生まれの少…

読書:村井章介『中世倭人伝』

ちょっと用事があって読み返しました。初めて読んだの大学一年の時か…。遠くに来たものだ…(タヌキですが)。中世倭人伝 (岩波新書)作者: 村井章介出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1993/03/22メディア: 新書購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (…

19世紀の中国の貨幣量と景気

http://togetter.com/li/216907togetterで、梶谷先生がこんなツイートしてたのを見ました(http://togetter.com/li/212822経由で発見したのは内緒) 。こういうプロの意見を学会いかなくても見れるんだからツイッターってのはありがたいねえ。吉澤誠一郎氏の…

読書:梶谷懐『「壁と卵」の現代中国論』

梶谷懐『「壁と卵」の現代中国論』(人文書院、2011年)「壁と卵」の現代中国論: リスク社会化する超大国とどう向き合うか作者: 梶谷懐出版社/メーカー: 人文書院発売日: 2011/10/14メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 59回この商品を含むブログ (38件) を…

読書:武田雅哉『万里の長城は月から見えるの?』(講談社、2011年)

まず、著者近影を見て、ああ、俺も年取るはずや、と再確認(笑 もう教授っすか、武田先生・・・ 本棚で『翔べ!大清帝国』がちょっと古びてきてるのを確認してしまいました。 万里の長城は月から見えるの?作者: 武田雅哉出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/…

読書:ちきりん『自分のアタマでかんがえよう』(ダイヤモンド社、2011年)

ネットで話題の書物をいろいろ読みました。 まず一つ目は、ブログが人気の著者によるこれ。自分のアタマで考えよう作者: ちきりん,良知高行出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2011/10/28メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 30人 クリック: 893回こ…