香港雨傘運動

いやもちろん、中共の圧迫には、頑張って対抗してもらいたいとはおもうのです。申し訳ないけれども、香港は、旧西側諸国というか、旧アメリカ影響圏の橋頭保になってしまっているので、あそこが落ちると、いろいろ大変そうだ、と確かに思うのです。

それでもなお、どうしてもうーんとならざるを得ないのは、香港に大陸に対する蔑視が横溢しているように思うからです。

果たして、彼らが求めるのは民主主義なのでしょうか。それは全面的に否定はできないのですが、一方で、「くそ田舎のバカ成金どもにエラそうな顔をされてたまるか」というような感情が見える気がどうしてもしてしまいます。

まあ、香港・マカオで遊んでる中共の幹部連中はたしかに、該死的充満土気的傻瓜的暴富なんですけど。生活習慣の違いがあるとはいえ、ちょっといくらなんでもそれはどうなのという(子どもの立小便とか:そういや、日本の立ちションは絶滅したような気がするな、いつのまにか。)行為が割とあるんですけど。

それでもなお、なんというか、やはり都市における反抗は、既得の立場に、新たな参入があることを拒否する、いささかワガママな主張である気がどうしてもしてしまいます。

いや、もちろん、そのワガママも受け入れてこそのの民主なんですけどね。

共産党、へんなことしてくれるなよ、という思いとともに、学生さんたちにもなんか肩入れしがたいな、という思いもぬぐいきれないのでした。