儒教大人気
あらゆる好みと同じように、宗教も個人の好みであり、国籍関係ない。俺は中国に生まれながら儒教が大嫌い。偽善のうえ、殆ど既得権益の都合だ。綺麗ごとばかりで反省なし。
— 宋 文洲さん (@sohbunshu) 10月 10, 2012
なんか、儒教つったら古くて封建的で反動っすよね、こんにちは。批林批孔!批周公!だーだおりーべんでぃーぐおじゅーいー!
というか、儒教ってなによ。キリスト教とか仏教とか以上に内容が分からんものですけどね。朱子学って言い換えても駄目よ。あれもやっぱり中身はよくわからん。仁斎クラスになればわかるんかな。あれは儒学ですか?そうですか。じゃあ、李卓吾とかどうよ?あれは「儒教」なん?(「正統」ではないことは確かですけどね。)
儒教の徳目いうてもいろいろあるけどさあ、いざとなれば何でも正当化できるわけですよ。解釈次第なんだから。
年寄が儒教的徳目をタテにするから儒教嫌い、ってのは筋はわかる。分かるが、それはそのクソジジイがイケ好かないのであって、儒教関係ない。というか、儒教ってなんだ(最初に戻る)
もちろん、宋文洲さんは、「ギャンブルを批判する美濃部は儒教だ」(「走れコータロー」はご存じだろうか?)みたいな頓珍漢な話をしてる日本人よりもちゃんと知ってるんでしょうけど。なので、嫌いなのはむしろよくわかる。「満本都写著両個字『吃人』」とはよく言ったもんだ。
むかし、キリスト教は十字軍やったから嫌いって人がいましたけどね。そりゃ、十字軍ろくでもないですけどねえ。それと近所の教会の幼稚園は関係ないやん。まあ、レトリックだからね。何でもいいんですが。
それにしても、今でも、なんか批判するときに出てくる儒教、スゲエな。中身は全然知られてないのに。さすが孔夫子だぜ。
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