信じちゃったら一直線

御嬢さん、よく頑張った。しかし、何とも憂鬱です。

一回怖くなったらもう駄目ってのは、分からんことはないのですよ。
ほら、でっかいGがいた飲食店とか、どんなにキレイでも、そこのお店がどんなに頑張ってても、なんかちょっといやでしょ？（Gが繁殖するのは汚いからだけど、一回だけ出現するのは、外から飛んできたりもするので、努力だけではどうにもならんこともあるのです。）

でも、それを他人に、わざわざ、“Gが！Gが！”って言って回るのもおせっかいだよねえ。まあ親切のつもりなんでしょうけど。なので、親切してるのに、聞かない奴とか、どんだけだよ！と怒り出す気分は、話の筋としては分からんことはない。ぶっちゃけ、このヒト、かなりダメなんだけど。話の流れとして、ね。

で、問題は、そのよくわからんものが怖いと信じている、かなり困ったヒトを、あざ笑ってよいものか、ということでして。

ある集団のマジョリティーから見て、「間違った考えを持ったウザい奴」を排除してもよいのか、と。いや、ぶっちゃけ、かなりウザいんですけど。でも、それイジメじゃないか、と。
そんなやつでも人権あるんだよ、と。
「あいつの言ってること“常識的に考えて”おかしい」、と「あいつ気に入らない」のあいだの溝はかなり浅いからなあ。

いやあ、多様性とか寛容って難しいよなあ…。ホント難しい。