変わらないのはなぜ?
梅雨でジメジメしてるなか、下の本を読んで、「うひー」とか「あれー」とか変な声をあげてしまいました。
古写真が語る 台湾 日本統治時代の50年 1895?1945
- 作者: 片倉佳史
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2015/04/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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出てくる写真に見覚えありまくり。
もちろん日本統治期の写真を見たことがあるのではなく、何回か行って見てきた20世紀末〜21世紀の台湾とあんまり変わらないのです。
もちろん総統府とか、そのままおったってる建築物もあるんで、そういう既視感もあるんですが、なによりも街並みが一緒。というか、道の曲がり方とかそのまんま。一緒に収録されてる昔の地図見ると、区画がそのままなんですね。場所によっては、そのまま同じ施設だったり(台北北門重慶南路に入る角の消防署があんな由来あるもんだとは思いませんでした。p.39,47)
もちろん都市が拡大してるところは全然違うんですけどね、どこも中心街の区画がそのまんまだなあ、と。戦後の都市計画の時にぶっ潰して道引き直す、とかしなかったんですかね。上海とか北京も戦中からあんまり変わってないしなあ。なんか理由あるんかなあ・・・。