正確な認識を齎す条件
干魃に悩むプレー県の村で雨乞いの儀式を開催。カゴに閉じ込めたネコが死ぬまで水をブッカケて雨乞いをするのだが、それだと動物虐待法違反になるため、本物のネコの代わりにドラえもんを閉じ込め雨乞い http://t.co/QBhwf3ZhmW pic.twitter.com/TtFIvlfr3Y
— ザビエル古太郎 (@XavierKotaro) 2015, 6月 28
やはり日本の大衆は、「タイ人分かってるじゃないか!そう、あれは一応猫型ロボット!」という点で盛り上がったようであるな。だが、問題はそこではない。
君たち日本人は、世界中どこにでもタヌキがその辺でゴロゴロたぬき寝入りしていると思っているであろう?東南アジアにはタヌキはいない。むしろパンダレベルの珍獣であるぞ。
「動物園 進む高齢化 救世主は、あの…」(NHK)
http://www9.nhk.or.jp/nw9/marugoto/2014/02/0210.html
つうわけなんで、ドラえもんがタヌキと認識されること自体があり得ないのではないのかいな、と思った次第。歌にあるとおり、「ねこがたろぼっと」なんでしょう。
あと、中華圏でもタヌキってムジナとかアナグマとかの細長い系の動物扱いなので、ドラえもんをタヌキ呼ばわりするのは、よっぽど読み込んでる人だけなんじゃないですかね。それでも、日本で育った人が想像するような丸っこいのをイメージしてるかは疑問だな。
というわけなので、認識はやはり周辺の条件によるんやね、と再確認した次第。あの「僕はタヌキじゃない!」がどれくらいの文化圏でウケるのか、或いはちゃんと翻訳されているのか、ちょっと興味がわいてきたな…。