真実は心のなかに

togetter「これが第二次世界大戦前のアジアの地図です(キリッ→間違いだろ常考」

いやもう久々に声出して笑わせていただきました。
なんのコントだこれ…。最初はなんかのゲームの画像にひっかかったんかなと思いました。去年のかあ。こんなおもろい話をしてたとは知らんかったなあ。

まあ、しかしですね、なんかよくわかんない地図を信じてしまうバカというのは、一定数いるわけでありまして。こまっちゃうよねえ。「真実は私の心の中にある(キリッ」ですよね。「フクシマがー」も同じですが。

ただ一方で、この手のバカが世間に受け入れられるかというと、やっぱり一定数にとどまるわけですよ、不思議なことに。一般的にはもっとマイルドな感じの困った認識で、ちょっと話すと正気に戻る、くらいでとどまってくれるんで、この手のバカはほっといてもいいような気もするんですよね…。どうせ日本語、通じてないんですから。

まあ、なんというか「正確でなくても、正しければいいじゃない」「なぜ正確でなければならないのか意味が分からん」「学校教育のゆがみだ」「日教組の陰謀だ」(でも「教科書に書いてあった」という不思議な言い訳…)というのは割とよくいるわけです。大学時分とか結構いたじゃないですか。

で、そういう人は会社はいって適当な書類書いたりして、上司とか経理とか人事とかに怒られるんじゃないのかなあ、怒られてるうちにちゃんとした人になるんじゃないのかなあ、と思わなくもないわけですが。

怒られるようなちゃんとした社会人経験を積んでないから、こういうことになるのであって、申し訳ないけどもこういう人の会社とは(以下いくらなんでもあんまりなんで省略)



どうでもいいんですが、上記のまとめのなかで、「○○は××の勢力圏」みたいな話が出てきて、だれも気にしてなかったみたいですが、清末以降の列強の「勢力圏」ってあれ、そもそも出所なんなんですかね。特に根拠ないんじゃなかったっけか。中国の「瓜分」イメージから作ってんのかなあ。まあ、雲南でフランスが強いとかはわかるんだけど、それだって、鉱山と鉄道だけじゃない?近代中国側r身でよく出てくる割には、納得いかないネタのひとつであります。というか、なんか最近の本とかでは、あの勢力圏図を見てない気がするなあ。見落としてるだけかなあ。