もはや爽快とすらいえる。

朝日デジタルに橋下大阪市長の以下のようなコメントが載っていました。
http://www.asahi.com/national/update/0511/OSK201205100200.html
朝日デジタルには入ってないんで、この記事の最後のオチがどうなってるかは知らない、ということを先に書いたうえでメモ。

 橋下氏は9日、維新の会と公明の両市議団幹部と非公開で協議。出席者によると、橋下氏は「中国などに比べ、日本の子どもは近現代史がしっかり勉強できていない」と主張。その上で、歴史観や事実認定で意見が分かれる近現代史について「子どもらが両論を学べる施設」をつくる考えを明らかにしたという。



この記事に対する反応もなかなか香ばしいですな。正直、「つくる会」系の人が入っても入らなくてもどうでもいいんですけど。
むしろ「つくる会、うしろ!うしろ!」というか。

それにしても“橋下氏は「中国などに比べ、日本の子どもは近現代史がしっかり勉強できていない」と主張。”ってすごいな…。この「自虐」的な発言、これを公的な場でいえるその態度、もはや“爽快”極まりない(朝日の記事しか見てないけど、ホントはなんて言ったんですかね)。逆にわくわくしてきました。あと、「中国」の「子ども」は「近現代史」を「しっかり勉強できてい」るんですね。すごい〜(棒読み)

それにしても、こういうの見るたびに思いますけど、歴史問題好きは、東アジア3バカ共通の宿痾なんだなあ、と思いを新たにします。(昔ネットではやった「極東3バカ」とは違って、ここには港澳臺と北朝鮮は3バカに入ってませんよ。あしからず。)

しかし、この手の施設がどれだけ出来たって、どっちにしろ金の無駄ですなあ。「ぼくがかんがえたただしいれきし」なんてまじめに聞くガキがいると思ってんのか。(まあいるからメンドクサいんですが)

みんな「教育が〜教育が〜」ていうけど、そんなに真面目に先生の言うことを聞いてたんだろうか。いつものことながら、そこが一番信じられん…。

自分が学校の歴史の授業で教わって覚えてることなんて、「室生寺は女人高野といっても、男子禁制ではない」だけなんですけど(それもどうか)