上海の英国人たち
年明け前後くらいに以下の本を読みました。
どちらも上海にいたことのあるイギリス人の翻訳ものでした。
まずは江西・福建・安徽に官僚面して潜入する白人のおっさんの話です。大変読みやすく、わくわくする内容でした。
- 作者: サラローズ,Sarah Rose,築地誠子
- 出版社/メーカー: 原書房
- 発売日: 2011/12/01
- メディア: 単行本
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これは、邦題がよかったなあ。
原著の直訳だと、ちょっと読まないかもしれない…。
For All the Tea in China: How England Stole the World's Favorite Drink and Changed History
- 作者: Sarah Rose
- 出版社/メーカー: Penguin Books
- 発売日: 2011/02/22
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しかし、1840年代後半になってやっとこのロバート・フォーチュンの旅行記が出てきてるとこを見ると、長年カントンで貿易をやってきたイギリス人は、中国内地のことはなーんもわかってなかったんですな。
とすると、マカートニーが見た中国ってなんだったんだろうなあ、と思ってしまいますねえ。
ロバート・フォーチュンの中国行に関しては、以下の書籍もありますが、残念ながら、『紅茶スパイ』のほうが読みやすい…。うーむ。
- 作者: 矢沢利彦
- 出版社/メーカー: 汲古書院
- 発売日: 1997/05
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中身が面白かったといえば、こちらです。
上海租界の英国人警官を運命をたどります。ネットで感想見てると文章が分かりにくいなんて書いてありますけど、読みやすいとおもうけどなあ。
- 作者: ロバートビッカーズ,Robert Bickers,本野英一
- 出版社/メーカー: 昭和堂
- 発売日: 2008/12/01
- メディア: 単行本
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しかし、これは原著の表題が格好良すぎる…!
- 作者: Robert Bickers
- 出版社/メーカー: Penguin UK
- 発売日: 2004/08/03
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