内田樹著書 ふたたび
もう12月も中頃か…。
来週は台湾行なので、今年の仕事も今週で終わりですな。いや正月もやんなきゃいけないんだろうけど、新婚だし、のんびりしたいところです。
図書館から借り出した内田樹の著書の感想を書いておきます。
- 作者: 内田樹
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/04/10
- メディア: 文庫
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ま、主張自体は論理的で倫理的なんで普通に首肯しますが。いやほんと、頭の悪いガキばっかで困るわ。
それにしても、昔に比べて最近はガキばっかだ、というのは、別に昔からそうなんじゃないの、としか思われません。日比谷高校(こだわるね)にいく家庭の子の環境は、一般論では語れませんよ。あと、バカ私立の学生さんでもみんなそれなりに常識はあります。「いや、ちょっとまてや」、みたいに言いたくなることもあるけど、そりゃ東大生と話したってそうだし。
教養のある天才と、頑張った秀才の越え難い壁ってのもいつもの話だし。日本が階層化してるのは、わかる気がするけど、むしろ戦後の行動成長がもたらした「無限の未来」幻想が生み出したものであって、戦間期とかに売り払われた農村の子供と当時の帝大生とかの差見たいのが復活するにはかなりかかるんじゃないですかね。
最近の内田氏のブログにもあったような気がするけど、若い人と話すには話題の取り上げ方が重要ってだけな気がします。だって、世代間格差って、国籍とか地域差よりも大きい場合がたびたびですからね。
ま、たぬきにゃ関係ないっこってす。