台湾で見つけた蠻彆扭的東西

割と気に入って、モスモス食べてる台中のお菓子屋さんの一福堂(「老店」と無印の関係はどうなってるんかな?)なんですが。チラシに、「創立於日治昭和三年」と書いてあることに、めっちゃ違和感を感じます。
いや、民国17年か1928年でいいじゃないですか。わざわざ現代の台湾で日皇の年号なんて使わんでも。

昔、宜蘭のなんかの廟にあった寄付リストの「昭和」の年号は、しっかり塗りつぶされて、戊辰(これも昭和3年だな)とだけ書いてありましたけどね。なるほど、十干十二支便利だな、と感じが記憶が。

こうしてみると、いまでも、どの年号を使うのかは、そのヒトの政治的な立場と関係するんだろうなあ、としみじみ…。

そういえば、台北の有名なお茶屋さんは、どっからどう見ても外省人のシンボルしか飾ってなくて、苦笑した覚えもあります。いまは「眷村」(外省人集落:日本人引揚後の空き家を利用したもの多数)レストランなんつうのもあるそうだから、こちらが思うほど本外対立はもう深刻でもないのかな。KANO批判とかもあるから、そんな考え方は、あまい?