敵はどこだ…

なんといいますか、部活で体罰を苦に自殺というのは新しい型だったわけで、世間のみなさんはすっごい興味を持っていて、わりとそっちが驚きです。遺族が今回頑張って、かつ体罰イクナイってのが割合一般的になってきたから、今回明るみに出たわけで、社会問題というのはきっかけと問題視する社会の側の変容次第なのだなあ、としみじみ思います。ふた昔前なら自殺そのものが隠蔽されたし、一昔前なら、適当な理由がでっち上げられたんじゃなかろうか、と思いますね。

というわけで、本人と遺族の方には、辛かったですね、でも頑張りましたね、きっと世の中少しはいい方に変わってるのかもしれませんよ、と声をかけてあげたい気もするのですが、一方で、やっぱり人死にというのは、今も昔もなかなかのエンタメとして消費されてんだな、ともおもわれしょんぼりします。

有名どころだと、尾木さんとかはいいんですけどね、それ以外の教育問題にすぐ口出してくるパンピー(古い)を見てると、割合ゲンナリします。粛々とやれ、粛々と。
この件、というか部活動の問題に関して、教育学者がどういってるのかとかが知りたいんですけどねえ…。そういうの集めてるヒトいないかしら。つか、教育学部のヒトってそういうことしないのかしら。

最近、吹奏楽とかでも怒鳴り散らしてハゲ散らかしてる顧問とかもテレビ出てるけどね。スポーツばっかりの問題でもないですからなあ。まあ、怒鳴り散らかしてるハゲがいる部活なんて入らなきゃいいと思うんですが、そこはそうもいかんのやろうというか。

とりあえず、部活やってる連中は、まずは『キャプテン』と『帯をギュっとね』を読んどくといいと思うよ…。

しかし、この件もアルジェリアのアレで吹き飛んでる気もしますな。ここは市長殿が暴れて衆目を引き付けるしかないね。