それをいっちゃあ

いやもちろん、逆張りなのは百も承知なんだけど、それを言ってしまうと、海外ニュース全般は全く意味がない、というところに行きつきそうな…。いや、天安門事件のその日だって、湖南省の山奥とか成都の片隅の日常はそのまんまだったはずじゃないっすか。
いやさ、そもそもニュースってエンタメじゃないっすか。むしろ、それを本気にしてるのはアホやというのは、むしろ言わずもがな、というか。
ちょっと左かかった“熱血じゃーなりずむ”(ゲキドーのちゅーごく!!民主化!)みたいなものに反感を持つのはよくよく分かるというか、超同意なんですけど…。
ここにきて「鼓腹撃壌」を地で行っちゃうのもねえ。生活者目線というのも、時に、うーん、となってしまいます。
じゃあどうしろと言われても困るんですが。どっちにしろ日本語話者なんて部外者ですからね…。死人とか拷問とかがないといいなあ、と願うばかりです…。


まあ、海外メディアの報道なんて、人民共和国政府は蚊ほどにも気にしないから、頑張ってもあんまりいいことないかもしれんで、と記者さんたちに言って差し上げたいけど、一方で、なんかNHKのニュースでこの件がたびたび取り上げられたり、クロ現の宣伝で川島さんのドヤ顔が入ったりするのを見てると、要するにここ数日の日本平和なんじゃん、と思うのでありました。

震災のその日の朝まで、リビアがー、大佐がー、空爆がーとか言ってましたが、地震おきたらそんなん全部吹き飛びましたもんね。国外ニュースをのんびり見てられる僥倖をかみしめたいところです…。