ぽりてぃかる・いんぼりゅーしょん

ははあ、中国政府ってのは、国内しか気にしてないんすね。「外国勢力の加担」が出てくるとこみると間違いないっすな。そんだけ自国の国力に自信があるということなんでしょうけど。しかし、内向きにグルグルやってるようにしか見えん。
なんか民国のときは、あれもこれも外国の目を気にしてたし、49年以降も飢餓輸出したりもしたし、北京オリンピックくらいまではなんだか気にしてたように思えるんですけどねえ。
「中国式ナンタラ」のあたりからでしょうかね。なんかこういうの外から見てると、何とも諦観するばかり、ですなあ…。

というか、だんだん共産党が何を怖がってんだかわからなくなってきたなあ…。実は予算獲得競争、とかじゃないよね?まあまあ内巻化も行くところまで行けば面白いんだろうと思いますが。

しかしまあ、韓国政府はこないだ「相対的政治犯」の引き渡しを拒否してみたり、日本政府は河野談話を覆そうとしてみたり、どこも国内しか見てないってのは、正直そう変わらんわけですけどねえ。いやはや。

80年代以降の台湾の民主化は、アメリカの視線を気にせにゃならん国際環境ありき、みたいな話を読んだ後だけに、なんともしょんぼりしますなあ。まあ、いまんところ直接的な人死にはなさそうだけれども…。

Culture, Power, and the State: Rural North China, 1900-1942

Culture, Power, and the State: Rural North China, 1900-1942

http://bit.ly/ZoqCHV
From Revolution to Involution: State Capacity, Local Power, and [Un]governability in China. by Shaoguang Wang