内向きの帝国
最後の段とかは、結構中華独特の機微を衝いた皮肉だなぁ、と思う。「徳のない国」という評価は、中華の為政者にとっては最大級の侮辱ではあろう。 / “中華民族復興への険しい道のり” htn.to/fV7aqD
— 有芝まはる殿下。さん (@Mahal) 12月 18, 2012
ちなみにエコノミストの元記事はこちら。
http://www.economist.com/news/china/21568392-region-ponders-policy-chinas-new-leaders-over-disputed-waters-and-shudders-rocky
中華人民共和国のヒトって、基本的に中国語世界でどう見られてるかしか考えてないから、英語とか日本語とか韓国語でなにを言われてるかなんて、あんまり気にしないんじゃないですかね…。嫌われて結構どころじゃないですよ。(もちろん気にする少数派がいることは知ってますけど、ホント少数でしょ)
国内で、「有徳」だと思われてりゃいいというか。彼らが生きてるのは、中国という名の世界なわけで。それなら、目につくのは貧民ばっかりですから、自分たちは貧しいんでしょうよ。
なんというか、すっごいアンビバレントなんですよねえ。途上国メンタリティと大国メンタリティが混ざってるというか。いや、まあ、実際に国家としてはでかいけど、国内格差はひどいわけで。現実がアンビバレントだから仕方がないんですけど。
というわけなので、こういうのは、偉いさんが中国語で言ってやりゃいいんですよ。このエコノミストの記事も中国語にしてさ。そうしないといつまでたってもわかりゃしないわけですからね。微博とかでそういうのやる人いないのかしら。JJみたいのはホントはそういう仕事したらよかったんじゃないですかね。