ケチは見苦しかったはず
zozoのオッサンがアホなのはともかくとしてさ、昔はあまりに安い買い物は売主に失礼だという感覚があったと思うんだよね。酒屋にマヨネーズ買いに行ったら一緒に菓子や酒も買うみたいな。そういう感覚が長すぎる不況で失われて、消費者は何をしても神様みたいな風潮が当たり前になってる感じ。
— 島本 秋さん (@sankakutyuu) 10月 22, 2012
ですよねえ。最近は“売主”に人権がないよね…。
なんつうか、一円の違いに血道をあげて、ギリギリまで安くさせようとしたり、なんというか本当にケチ臭くて困る人が多すぎますよ。そこを譲歩して、気持ちよく買い物したいと思わんか。どんだけ貧乏やねん、と。
向こうが吹っかけてきてるならともかく、ねえ。値引き交渉にしても、自分のほうに、「いくらなら買う」ってのがなくて、とにかく相手に値引きさせれば勝ち、みたいな。ほんと見苦しい。特に必要ないんなら買うなや。
お客様が神様になったというよりも、売り手側が人間性を失ったというか、売買が対等じゃないんだよな。リスペクトが足りん、リスペクトが。買い物は交換であって、施しじゃないんだよ…。
90年代初頭とか、売り手側が結構横柄だった気がするけど、いつからこんな慇懃無礼になったんだろうねえ。アルバイトの子とかが、無駄に低姿勢だと、なんかかわいそうになります…。
いや、市役所で、“お客様”言われた時にもびっくりしたけどね。なんだそりゃ。公務員だって給料から天引きで税金とられてるんだから、お互い納税者じゃないっすか。
やっぱり不景気が悪いのかねえ…。貧すれば窮す、ですか。