センスに欠ける

[http://jp.wsj.com/Japan/node_530531:title=　田中真紀子文部科学相は１６日の閣議後記者会見で、ノーベル医学・生理学賞の受賞が決まった山中伸弥京都大教授（５０）に対し、閣僚から洗濯機を贈ることを提案したと明らかにした。

　山中教授は８日、自宅の洗濯機が故障し、修理の最中に受賞の連絡を受けたと明かしている。田中文科相は閣議後の閣僚懇談会で「さぞ生活者としてお困りだろう。閣僚の頭割りで寄付したらどうか」と提案。全閣僚から同意を得られたといい、閣僚の寄付に法的な問題点がないかどうかを検討した上で、贈呈したい意向を示した。　]

つまり、文科省は、「研究者を常勤で雇うとかアホか。おまえに洗濯機やるから我慢せえ。」と言ってるわけですね。ノーベル賞とった人に。まじで？
こりゃ、安くつきますねぇ！どうせ変な機能付いた無駄に高い洗濯機お送りするんでしょうけど。しかも、山中先生、「もう直した」いうとったやん。つか、「洗濯機直してました」って冗談もわからんの？まじで？山中先生、「就職が決まらない学生の相談を受けていました」とか言った方がよかったみたいですよ…。

つか、安くつくうえにセンスねえのな。そんなんなら、CIRAの任期付のみなさん全員にハイアールの洗濯機を贈呈したほうがいいんじゃないですか（もちろん任期終了後召し上げ）。それだって。そんなにかかりませんよ！

いや、もちろん、洗濯機にプラスして科研費使って任期付をテニュア（あるいはせめて更新制とか）にしてもいいよ、とかにするんならよろしいんですけどね。でも、どうせそんなつもりないだろ…。