嫌われる大陸
香港地下鉄東鉄線の上水駅で15、16日に行われたデモで、一部の参加者が英国植民地時代の旗を振りながら、「中国人は中国に帰れ!」と叫んでいたことが分かった / “香港で数百人規模のデモ、英国植民地時代の旗を振り、「中国人は中国に帰れ!」…” htn.to/HLzEvT
— 中国・新興国 KINBRICKS NOWさん (@kinbricksnow) 9月 21, 2012
まあ、普段から言ってますもんね、香港の人。これ、何語でいってたんだろうな。英語だよね。英語で言ってないと意味ないですよね。
でも、普通話でも、多くの人がこれくらいの簡単な文章ならいえるようになってしまったところに、香港人の悩みがあるというか、得体のしれない野蛮な田舎者に飲み込まれる恐怖があるような気がしますけどね。ちょっと前までなら広東語で叫んでたんでしょうけど、ねえ。
香港の人、ホントに大陸が嫌いだもんな…。共産党がいやっつうだけじゃなくて、大陸自体が魔窟扱いだもんな。大陸の輩のほうが金持ってることへのヤッカミではなくて、もっとなんつうかキツイ差別のような…。
しかし、はっきり言って、港澳台と大陸は、やっぱり別の世界だよね。アメリカとかに行って、港澳台から来た人と、上海から来た人を見比べたらやっぱり違うもんよ…。いやもう、悲しくなるくらい違う…。
個人的には、香港いったら、普通話よりもへたくそでも英語話した方がいい扱いを受けた気がするし。その辺を大陸の人が知ったらどう思うんだろうなあ。いや、もう孔子の子孫が“あいつらイヌだ!”とかキレるのも仕方ないっちゃ仕方ないのかもよ。(同じイヌなら、深圳の野良犬より、ハイドパークで散歩してるほうがよーっぽど幸せだよなあと考えてしまうところがなんとも。うーん…。)
そういえば、台湾で東南アジアから来た人に対する差別が問題になってるけど、香港とか台湾の一般の人々が大陸に対して持ってる感情に関して社会学的に分析した人っていないですかね…。
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