ツイッターはサイバーカスケードを加速する?

ネパール評論 Nepal Review
ツイッターの心地よさの恐ろしさ」
http://nepalreview.wordpress.com/2012/06/24/a-322/

ツイッターをはじめとして、ネットはサイバーカスケードを加速する、という話ですが。
フェイスブックはわかる気がします。どうしても「友達」の社会階層が似るので、似たような話ばかりが飛んできます。しかし、現実に知り合いである場合が多いので、あんまり過激には走りにくい気がしますけどね。

ツイッターはどうかな?
基本的に自分と意見があるクラスタばっかりフォローするんですけど、なんやかやでナルト(@)で、ヘンなのが飛んでくるし、今はグーグル先生でエゴサーチという秘密兵器があるので、むしろ各所で煮詰まる前によくわからんケンカが始まってるような気がします。人間、見たいものしか見ないというのは今に始まったことではないのですが、ツイッターででそれが加速しているというよりも、加速する前にぶつかってる感じでしょうか。つまり、昔と変わらんと。

10年前くらいの掲示板だと、ナルトとかないし、そこにたどり着くのが一苦労なんで、仲間内でどんどん過激に、ってのはわかりますけどね。ツイッターだと内巻化というよりも、そこいらじゅうで煮詰まる前に“ねこぱんち”しまくり、というか。どっちにしろあんまり生産的ではないですな。


だいたい、ツイッターなんてまじめにやってんのは、バカかヒマ人かで、普通はヤフーニュース見て終わりだよねえ。だいたいグーグルニュースすら見ないし。

以前と違いがあるなら、ツイッターでもネトウヨでも、在特会でも参加するのが簡単ってのはあるかもしれませんな。ただ、参加が簡単だと抜けるのも簡単なわけで、あんまり社会に影響を与えるとは思えませんな。沸騰するのも早いけど、冷めるのも早い。飽きるのも早い。
まあ、プラットフォームが変わったからって、走る列車が変わらんことにはどうもならんわけですな。ナントカ2.0がどんだけ出てきても、最後のところはコンテンツ次第なわけですよねえ。

インターネットは民主主義の敵か

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