冗談は難しい

先ほど、以下のつぎゃったーを見ました。
http://togetter.com/li/322387

今朝になって、ちゃんと謝った、ケウマヤさんは大人だな、と思います。


とはいえ、そもそも冗談って、連想をショートさせるもんだから、相手も話が分かってないと飛ばせないし、「敏感話題」のほうがウケるんでギリギリを狙わないとつまらないわけで。

しかし、ウェブ上で、誰でも見る場なんだから、冗談や反語を使っちゃいかんとまで言われちゃうとね…。ネット上で冗談飛ばして、「私にはわからない!」といわれても困るよねえ。別にわからんでもいいじゃないか…。どうせ、イキモノ同士、分かり合えることなんて永遠にないんだからさ。
とはいえ、「いやなら見るな」、「半年ROMれ(なつかしい!)」とは言えないので、難しいところですが。しかし、ツイッターとかブログなんて電車の中の立ち話みたいなもので、それに反応してぶつぶつ言って、さらにそれに反論とかされてもこまるよね。

こういう話はよく見聞きするけど、そのうち「××素晴らしいね(棒)」とか書いても、「××を賛美するとはけしからん!」とか怒られるのかしら。暗号で書かないといけないな。これが網上群体極化か…。「体極化」ってなんだ、「お前はドプラー情報が分かっていない」とか怒られたりして。

そういえば10年くらい前に、カッサーノが腕に「安東尼奥」と入れてて、ヘンな漢字だ、そんな日本語あるか、やっぱりカッサーノあほや、みたいな言われようだったこともありましたなあ。Ma, immagino che era un ragazzo imbarazzante dieci anni prima...non adesso!

なんだか、マルサス読んでワーグナー聞いてたら、特高が来た、みたいな話を思い出しました。それでも別に引っ張られなかったらしいので、通報した方よりも、特高のほうが冗談がわかるという皮肉。
誰もわかってくれんのなら、「維民所止」で、処刑されるくらいのほうがまだマシかもしれんなあ…。