ロンドン五輪と大英帝国の終わりの終わり

いまBSの世界のニュース(World Wave)を見ています。
毎日いい感じです。

さて、今日はちょっと興味深いニュースがありました。(片方は昨日か)
まずは、来年のロンドン五輪聖火リレーで使うトーチとリレーのルートが発表されたというものです。
ま、トーチの形とか、よほどのことがない限り、正直どうでもいいんですが、問題は聖火リレーのルートです。
UK内部のみってマジ?大英帝国じゃないの…
おそらく、もうほかの国をまたいで聖火リレーというアイディア事態が出てこないのだと思います。それだけ世界帝国の時代は遠ざかったということでしょう。

で、これに追加して興味深いのが、英国内におけるテロ予防プログラムのひとつです。過激な思想を未然に防ぐとかは、まあまあ理解できます(それが思想信条の自由に引っかからないかは問題ですけど)。
ただこの中に、“英国的な心情”を培養するというのがありました。
えー、ブリティッシュですか。なんか、大英帝国も小っちゃくなったなあ。
もちろん150年前のイギリス帝国が、多様性を誇る存在ではなかったことは重々承知ですがね。
なんつーか、こう、ちっちぇえなあ、と。

ロンドン五輪はこれで三度目ですが、1908年と1948年にどんな感じだったのか、大変興味があります。とくに1948年のほうですな。インド独立直後だからねえ。