すごい熊度

以下の記事を読んで、大感動した狸です。
「古今詞義不同辨析例」
「現代漢語と古代漢語」

すごい〜…
こういうの見てると、現代日本語って、ほんとに中途半端に古代漢語の意味が残ってる言語なのねえ、と感心します。遠くへ行けばいくほど、昔の用例が残ってる、ってやつでしょうか。朝鮮語とかベトナム語での用例と比べてみたい…。
ともかく、漢文やるなら、現代中国語ができて当たり前というか、どっちもできて常に意味の違いを意識していくのが、ほんとに重要ですよねえ…。

そして、仰天したのがこれ。
「「熊」の古音はクマなのか?」
いやあ、ゴム(韓国語)とクマ(日本語)が兄弟関係かあ。いやぁ、それはかんがえたことがなかったですww
まあ、たしかに「熊」を音読みすることってほとんどないですもんねえ。「灰」みたいなもんで、混りやすいのかもしれません。

一つ一つ勉強になるというか、ホントに蒙を啓かれる思いのする各記事でした。ブログ書いてる先生もすごいけど、ちょいちょい出てくる清儒もすごいよなあ。




ところで、百度で「狸」と検索してさらに仰天。
誰?




(中国語ではタヌキは「貉」と書きます。)
百度によると【性味】味廿,性温,无毒。【功效主治】主治五脏虚劳,及女子虚弱。だそうです。ひえええ…。)
(というか、「味廿」ってなんだよ。本草綱目には「味甘」ってあるらしいぞ、大丈夫か百度。)
(まあ、臭いので酒が必須らしいですけどね。)
むしろ虚弱な女子になら食べられてもいいです