なぜか批判される台湾政府

民度高い”なんていうツイートがあったから何事かと思ってサーチナの記事見たあと、元の何先生の話をみたら、馬英九批判だったでござる。なんのこっちゃ。

核心提示:香港保釣船啟豐二號成功登陸釣魚島,插上國旗宣誓主權,雖然日方逮捕了登島的保釣人士,但是卻沒有採取趕盡殺絕的方式。相比中國大陸和香港,台灣的反應讓人失望。何亮亮先生認為,這種不作為的方式就像當年蔣介石不作為淞滬抗戰,必然廣受批評,希望馬英九要以史為鑑。

要約:香港の保釣船啓豊二号は、魚釣島への上陸に成功し、国旗を掲げ、主権を宣言した。日本当局は、上陸した保釣人士を逮捕したが、過激な手段で排除することはしなかった。大陸と香港にくらべ、今回の件に対する台湾の反応には失望せざるを得ない。このような傍観者的態度は、1932年の上海事変に際しての蒋介石の態度と同様のものであり、必ずや多くの批判を受けるであろう。馬英九には歴史を鑑とすることを望みたい。


というか、この何亮亮さんが、中国政府の意向をどれだけ受けて発言してるかしらんけども、とりあえず台湾のことをかなり注視してるのはよくわかりました。陳水扁の時なら、激烈に言うんだろうけど、馬英九だといいにくいので、回りくどいいい方してるんですかね。“台湾のメディアが全然反応しない!”と怒るってのはなかなか面白い。

つか、日本への言及なんて、つけたし程度じゃん、この記事。

しかし、この解説見て香港人は同意するかね?歴史的経緯に関してはともかく、馬英九蒋介石を並べてまとめて“抗日に協力しない!”と批判して、…どうなんかなあ。日本軍の香港占領で大変な目にあったのは、西安事件よりあとだしね。“うむ、馬英九けしからん”と思わないことはないと思うけど、大陸の人が思うほど反応しないんじゃないですかね。普通話でなに言ったって、広東語を話す連中は反応しないっしょ。やっぱり、大陸の人が言う「中華児女」は残念ながら蜃気楼だな…。