わからないのはバカだから

イグザクトモン!
「学者」の専門的な話の結論なんて、だいたい細かい話にならざるを得んわけで(それが研究ってもんだし)、一般的なメディアで持て囃されるわかりやすい話とは、そもそもニーズが違うというか、どうせ素人には専門家の話なんてわからんし、わかったところでほとんどの場合、なにも役に立たんのではありますまいか。
とりあえず「最新の学説」を「わかりやすく説明」とか言ってる場合は怪しいですよね。というか、門外漢でもわかるような説明はそれ自体が怪しい。ほかの本を読むというところまではいかないにしても、結構頑張って考えないとわからん、くらいじゃないと信用できんということでしょうか。世の中、そんな簡単なら苦労せんがな。

とりあえず、「自分にはわからん!ちゃんと説明しろ!」っていうのはダメな人ということでいいでしょうか。あきらめろ、と。

まあ、世の中には、一回読んで分からんかったら「自分が悪い」、二回読んでわからんかったら「書き方が悪い」、三回読んでわからんかったら「内容が悪い」と豪語して、それがその通りの天才ってのもいるにたまーにいるんですけどねえ。たまーにですけど。いまだサンプルふたつ。